1. エックスサーバーの高速化機能

1. Xアクセラレータ
Xアクセラレータ には Ver.1 と Ver.2 があります。
- Xアクセラレータ Ver.1 : 静的ファイルの高速化(キャッシュ)と同時アクセス数の拡張
- Xアクセラレータ Ver.2 : Ver.1 の機能+PHPプログラムの高速化
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2. サーバーキャッシュ
WEBサイト上のすべてのファイルがキャッシュされる機能です。
この機能を使う場合は、Xアクセラレータもオンになります。
Xアクセラレータによる「静的なページのキャッシュ」に加えて、「動的なページのキャッシュ」も有効にするための機能だと思われます。
そうであれば、「動的にページが生成されるサイト」で且つ「そのページがキャッシュされてもよい」場合に有効です。例えば、ログインして使うウェブサイトで、ユーザーによって表示される内容が異なる場合、表示される内容がキャッシュされ、他のユーザーに表示されてしまうという可能性が考えられます。ブログサイトであれば問題ないでしょう。WordPress のようなPHPサイトでは、明らかに TTFB (Time To First Byte) が速くなります。
※ この機能が追加されたときに、なぜかその旨のアナウンスがありませんでした。
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3. ブラウザキャッシュ
サーバーからブラウザへのレスポンスに、Expires, Cache-Controlヘッダを出力することにより、ブラウザ側でキャッシュさせることができる。同一ファイルへの再アクセス時にはブラウザ側のキャッシュファイルが利用されるので、表示速度が向上する。
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4. mod_pagespeed
2019年3月頃?
本機能は終了しました。
Google社により開発された ウェブサーバー用拡張モジュール「mod_pagespeed」を使用して、Webサイトの表示速度を向上させる機能です。
主に以下の処理を行います(mod_pagespeed設定 | 【エックスサーバー】 から引用します)。
- CSSファイル、JavaScriptファイルなどの圧縮
- 最適な画像タイプへの変換、軽量化
- 同種のファイル(画像、CSS、JavaScriptファイルなど)を一つにまとめ、サーバーとクライアント間の無駄な通信(リクエスト)を削減
- CSSファイル、JavaScriptファイル、画像ファイルのキャッシュ有効期間の延長
- 小さなファイルサイズのCSSやJavaScriptをHTML内に埋め込む
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2. 時系列
2021年5月

実際は2021年5月よりも前にこの形になっていたはず。