クラウドサーバー

wpX Speed の紹介

投稿日:2019年9月30日 更新日:

1. wpX Speed について

wpX Speed の紹介

サービス名 wpX Speed
ターゲット 安定して WordPress サイトを運営したい個人、法人
プランと
価格帯
  • W1: 約 1,200円/月
  • W2: 約 2,400円/月
  • W3: 約 4,800円/月
  • W4: 約 10,000円/月
運営会社 エックスサーバー株式会社
運用サイト数

wpX Speed は、WordPress専用のクラウド型レンタルサーバーサービスです。エックスサーバー株式会社が運営しています。

wpX Speed のリリースにより、wpXレンタルサーバーwpXクラウド は新規の申し込みが終了しました。このことからも、wpX SpeedwpXレンタルサーバーwpXクラウドの後継サービスと見てよさそうです。実際この2つのサービスの良い点を合わせたようなサービスになっています。

今まで、wpXレンタルサーバーと wpXクラウドの2つに分かれていたこと自体がサービスを分かりにくくさせている1つの原因であったとも言えるでしょう。今回 サービスが 1本化されたことで分かりやすくなりました。

2. レンタルサーバーの種類

クラウド型のレンタルサーバーです。

3. プラン比較

W1からW4 までのプランを比較してみました。実際は W5, W6, W7 というより上位のプランも用意されています。

プラン → W1 W2 W3 W4
初期費用(税抜) 無料 無料 無料 無料
利用料金(税抜) 2円/時
上限 1,200 円/月
4円/時
上限 2,400 円/月
8円/時
上限 4,800 円/月
16円/時
上限 10,000 円/月
ディスク容量(SSD x NVMe) 200 GB 300 GB 400 GB 500 GB
メモリ 2 GB 4 GB 8 GB 12 GB
CPUコア数 2 コア 3 コア 4 コア 5 コア
WordPress 設置数 無制限 無制限 無制限 無制限
マルチドメイン 無制限 無制限 無制限 無制限
サブドメイン 無制限 無制限 無制限 無制限
転送量課金 なし なし なし なし
転送量の目安 2.5 TB/日 3.0 TB/日 3.5 TB/日 4.0 TB/日
PHPモード切替え PHP-FPM / FastCGI PHP-FPM / FastCGI PHP-FPM / FastCGI PHP-FPM / FastCGI
PHPバージョン 7.3.x / 7.2.x 7.3.x / 7.2.x 7.3.x / 7.2.x 7.3.x / 7.2.x
MySQL 無制限 無制限 無制限 無制限
MySQL容量(容量) 1 GB 2 GB 3 GB 4 GB
電話サポート
無料独自SSL
メールアドレス 無制限 無制限 無制限 無制限
自動バックアップ ※1

4. 主な機能・サービス

次世代の接続インターフェース「NVMe」を採用

NVMe (NVM Express) とは、シリアルATA に代わる次世代の接続インターフェース規格です。

wpX Speed の 接続インターフェース は、SSD + NVMe + RAID10 という構成で、単純な オールSSD のサーバー環境よりも読み込み速度が16倍以上向上しています。

オートスケール機能で急なアクセス増にも自動で対応

CPU使用率」「メモリ使用率」「ディスク使用率」が設定した値を上回った場合に、上位プランに自動的に移行させることができます。

他のユーザーのリソース利用に影響を受けない

一般的な共用サーバーとは違い、自分に割り当てられたリソースが、他のユーザーのリソース使用によって影響を受けない仕組みになっています。

「WordPress簡単移行」機能が使える

「WordPress簡単移行」は、レンタルサーバー業界において最近多くなってきた機能で、「コントロールパネル上にいくつか情報を入力するだけで、他社のサーバーで運用している WordPress サイトを、本サーバーに移行できる」という機能です。

自動バックアップ

サーバー上の全データが、 1日に1回 専用のバックアップサーバーに自動コピーされ、常に「過去7日分」のデータが保持されます。
バックアップされる対象は、「WordPressデータ」「MySQLデータベース」「メールデータ」です。このうち、 「WordPressデータ」「MySQLデータベース」 のバックアップデータは無料で提供されます。

※ メールデータの提供は有料です。

初期費用が無料 & 時間単位での課金

初期費用が無料に加え、時間単位での課金になるため、無駄な料金が掛かりません。最近はこの料金体系が増えてきています。

5. 総評

wpX Speed は、契約したプランで決められた各種リソースや転送量に収まる範囲であれば、いくつでも WordPress サイトを運営することができます。

以前に提供されていた「wpXレンタルサーバー」はサービスとしての内容が古く、「wpXクラウド」は1契約1サイトという割と特殊であったサービスであったことと対べると、wpX Speed は「(WordPress に特化した)今どきのクラウド型レンタルサーバー」になり、使いやすくなったという印象です。正常進化していると言えるでしょう。

少し気になるのは、例えば同社が提供しているエックスサーバーで WordPress サイトを運営する場合に比べて、wpX Speed を使う場合のメリットについて公式の説明があまりないことです。

目玉の1つである「次世代の接続インターフェース NVMeの採用による高速化」の恩恵を受けられるというメリットが大きいかもしれません。しかしこの NVMe は、エックスサーバーでも今後採用される可能性がありますので、長期的な視点で考えると「wpX Speed を使うことによるメリット」があまり見当たりません。

但し、現時点で「複数のWordPressサイトのみを運用する」ことが決まっており「これからサーバーを借りる、またはサーバーを切り替える)」タイミングであれば、wpX Speed は検討すべきサービスの1つであると言えます。

6.「wpX」の年表

「wpX」に関するこれまでのプレスリリース等を表にしました。

※ wpX レンタルサーバー、wpX クラウドの年表も含めています。

※ あくまでも調査できた範囲での情報になります。

日付 内容
2020年
2020/01/21 データセンター内の回線容量が最大10倍に!&DoS/DDoS攻撃への対策を強化!ネットワーク大幅強化のお知らせ
2019年
2019/12/04 他社サーバーからの移転時にSSL証明書を事前発行!「独自SSL設定」機能バージョンアップのお知らせ
2019/10/23 『wpX Speed』メール機能強化のお知らせ
2019/09/24 国内No.1の表示速度を実現!WordPress専用の超高速クラウド型レンタルサーバー『wpX Speed』提供開始のお知らせ
2017年
2017/12/25 電話サポートにおける音声ガイダンス導入
2017/12/06 「HTTP/2」対応
2017/08/04 データベース容量大幅増加
2017/08/01 『wpXレンタルサーバー』機能改善(メールアドレスの一括削除機能)
2017/06/22 「Webフォント」機能提供開始(モリサワのWebフォントが無料で手軽に使える)
2017/06/12 「PHP 7.1」導入
2017/06/12 PHP 7.0、PHP 5.6 アップデート
2017/03/13 「WEBメール」機能のデザインリニューアル
2017/02/28 WordPressの「REST API」に対する国外IPアドレスからのアクセス可否を変更できる「REST API アクセス制限」機能追加
2017/02/13 推奨PHPバージョン変更(7になった)
2016年
2016/12/01 『管理パネル』デザインリニューアル
2016/08/18 Nginx導入
2016/08/17 無料でWordPressの常時SSL化が可能に!「独自SSL設定」機能追加
2016/06/22 PHP 7.0、PHP 5.6 アップデート
2015年
2015/12/09 PHP5 の2倍以上の実行速度を誇る「PHP7」導入
2015/12/09 「PHP5.6」導入と「PHPバージョン切替」機能追加
2015/07/30 機能追加・仕様変更による利用制限緩和(これまで利用できなかったWordPressプラグインが使えるようになった)
2015/07/17 『wpXクラウド』「キャッシュ設定」機能追加
2015/07/08 「管理パネル」デザインリニューアル
2015/07/02 『自動バックアップ』機能におけるバックアップデータの提供価格、および提供する対象バックアップデータの変更
2015/07/02 『自動バックアップ』機能におけるMySQLデータベースのバックアップデータに関する提供無償化
2015/06/11 『wpXレンタルサーバー』サービス改定
2015/06/11 最新サーバー機器への交換・基盤システムの高速化によるサーバー大幅増強
2015/06/05 「エラーログ」機能追加
2015/05/15 WordPressの「XML-RPC」機能に対するセキュリティ向上を目的とした国外IPアドレスからのアクセス制限の実施および『XML-RPC API アクセス制限』機能追加
2014年
2014/12/12 『wpXレンタルサーバー』国外ネットワークからの「POP before SMTP」の廃止とSMTP認証への変更のお願い
2014/11/17 PHPアップデート実施
2014/10/30 「WordPress」のコメント・トラックバック機能に対するセキュリティ強化
2014/07/03 PHPの設定変更が可能な「php.ini設定」機能の追加
2014/03/23 PHPアップデート実施
2014/03/04 セキュリティ対策の強化
2013年
2013/02 サービス開始

-クラウドサーバー

執筆者:fitallright

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