
2021年における おすすめレンタルサーバーをご紹介します。
本ページで扱うのは、一般的な「共用サーバー」に限定し、個人もしくは小中規模の組織向けサービスとします。
目次
1. おすすめレンタルサーバーのランキング
いきなり、結論とも言える予算別お勧めランキングです!
予算 1,000 ~ 2,000円/月
現時点でこの予算のレンタルサーバーを借りれば、100万PV/月くらいまでは大丈夫です(正確に言うと、テキスト主体のウェブサイトであればこのくいらのPVまで捌けるサービスがあります)。これを超えるのであれば、専用サーバーを借りることを考えましょう。
第一位 エックスサーバーの「X10」プラン
特徴は以下です。
- 実績がある。(運用サイト数 190万件)
- サーバー移転時に前もってSSL証明書を発行することができる(つまり、サーバー移転時のダウンタイムを 0 にすることができる)。
- サーバースペックの更新タイミングが早い。
- 同じく新機能の追加も早く、トップレベルのサービスレベルが維持される。
- キャンペーンを使えば、初期費用は半額程度になる。
サービス名 | エックスサーバー![]() |
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ターゲット | 安定して Webサイトを運営したい個人、法人 |
プランと 価格帯 |
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運営会社 | エックスサーバー株式会社 |
サービス開始 | 2003年 |
運用サイト数 | 190万件 |
第二位 ConoHa WING の「ベーシック」プラン
特徴は以下です。
- 1時間単位での課金システム。
- 少し料金を足せば、リソース保証のあるリザーブドプランに変更できる。
- プラン変更が簡単にできる。
サービス名 | ConoHa WING![]() |
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オススメユーザー | 安定して Webサイトを運営したい個人、法人 |
プランと価格帯 |
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運営会社 | GMOインターネット株式会社 |
サービス開始 | 2018年9月 |
アカウント数 | 30万(ConoHa サービス全体) |
第三位 カラフルボックスの「BOX2」プラン
特徴は以下です。
- プラン変更が簡単にできる。
- “地域別” 自動バックアップ機能。
- アダルトサイトに対応している。
サービス名 | カラフルボックス![]() |
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ターゲット | 安定した Webサイト運営を必要としている個人、法人 |
プランと 価格帯 |
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運営会社 | 株式会社カラフルラボ |
サービス開始 | 2018年7月 |
予算 1,000円以下/月
こちらは、先ほどのカテゴリと比べるとサーバー環境の性能などが少し劣りますが、ウェブサイトの運用状態にそれ程シビアでない場合(たまにサーバーが止まってもしょうがないかと思える場合)やちょっとしたウェブサイトの運営であれば何の問題もありません。
第一位 ロリポップ!レンタルサーバーの「スタンダード」プラン
特徴は以下です。
- 200万サイト件以上という利用実績。
- 上位プランへのプラン変更ができる。
- 同時アクセス数拡張機能。
- スペックを上げたくなったら、「ハイスピード」プラン(こちらもお勧め)に変更できる。
- ハイスピードプランは初期費用が無料で、3年契約なら 550円/月である。
リーズナブルな価格でありながら、サーバー環境・機能・サポートどれをとってもレベルが高いです。一時的にアクセスが増える場合には「同時アクセス数拡張機能」が使えますし、長期的にアクセスが増えるのであれば、上位プランに移行することもできます。
2019年には「ハイスピードプラン」が追加され、こちらのプランに移行することもできます。同年に「ステージング環境機能」という機能も追加されました。まだまだ進化を続けているサービスです。
サービス名 |
ロリポップ!![]() |
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オススメユーザー | 月500円で気軽にWebサイトを運営したい個人 |
プランと価格帯 |
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運営会社 | GMOペパボ株式会社 |
サービス開始 | 2003年 |
利用実績 | 200万サイト件以上 |
第二位 さくらのレンタルサーバーの「スタンダード」プラン
特徴は以下です。
- バックアップ&ステージング機能(テスト環境が利用できます)が標準装備。
- リソースブースト機能(ロリポップ!の「同時アクセス数拡張機能」のような機能)
サービス名 | さくらのレンタルサーバ![]() |
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オススメユーザー | 月500円で気軽にWebサイトを運営したい個人 |
プランと価格帯 |
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運営会社 | さくらインターネット株式会社 |
サービス開始 | 2004年 |
利用実績 | 45万件 |
3位は不在です。
2. まとめ
おすすめレンタルサーバーサービス(共用サーバー)をご紹介しました。
少し補足すると、予算 1,000 ~ 2,000円/月 カテゴリの「エックスサーバーのX10プラン」、「ConoHa WINGのベーシックプラン」、「カラフルボックスのBOX2プラン」にほとんど差はありません。特徴の違いでどれを選ぶか判断することになります。
また、エックスサーバーよりも後発な ConoHa WING と カラフルボックスは時代に合わせて「クラウド」に近い特徴を持っており、スペックやプランの変更がより柔軟になっています。しかし、エックスサーバーには長年の実績があります。どちらに重きを置くかは利用者の状況に依存するでしょう。
予算 1,000円以下/月のカテゴリでも、ロリポップ!レンタルサーバーの「スタンダードプラン」とさくらのレンタルサーバーの「スタンダードプラン」のどちらも遜色ありません。近年ではロリポップ!の方がサービスに力を入れている印象を受けますが、さくらの「バックアップ&ステージング機能」標準装備も捨てがたいです。
是非、参考にしてみて下さい。