VPSのお勧めレンタルサーバー (2021年)

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1. VPS について

VPS (Virtual Private Server) では、1台のサーバーマシンの中に複数作成された仮想サーバー環境の中の1つを借りて使用します。利用する側から見ると、まるで1台のサーバーを丸ごと借りているような使い方ができます。

サーバー側の設定を変えたり 新たなソフトウェアを導入したりと、ほぼ何でもできる代わりに、レンタルサーバー業者はサーバーの中身(ソフトウェア的な部分)に関して何もしてくれません。自分でインストールしたソフトウェアで何か問題が起きたり、設定を変えて問題が起きたりしても自分で解決するしかありません。ですので、サーバーに関する知識がないと使いこなせません。実際、ソフトウェア技術者以外で VPSを使う人はほとんどいないのではないでしょうか?

しかし、「インターネットにつながったサーバー(主にLinux)を自由にイジることができる」という環境は、サーバーも勉強をしたい方には大きな魅力となりますし、料金もそれ程高くないですので最適な選択肢となります。

もちろん、サーバー側を直接触らないといけないような複雑なWebアプリケーションを公開したい場合にも向いています。

料金

料金は、共用サーバーと専用サーバーの中間となります。

OS

インストールするOSが選べる場合もあります。大抵は Linux系のOSであることが多いです。

VPSの運用は結構ハード

実験的な使い方をしたり、気軽にウェブサイトを公開するくらいであれば、「何でもできる」というのはすごく面白くて楽しいんです。しかし、ウェブサイトを本格的に運用するとなると、とたんに大きな責任がのしかかってきます。

リソース面

VPSは安いプランですと、月1,000円以内で借りることができます。しかしその場合、メモリが 1GBだったりとリソースがあまりありません。それなりにちゃんと Webサイトを運営する場合を考えると心もとないリソースであり、多くのアクセスを捌けません。Webサーバーやデータベースをしっかりとチューニングすれば問題ないかもしれませんが、逆に言うとそこまでしないといけないということです。じゃあということで、メモリが多いプランに変更することになりますが、そうすると当然料金が高くなります。

セキュリティ面

さらにセキュリティの面も全て自分で対策しなくてはいけません。「セキュリティが万全なサーバー環境を構築できますか?」「しかもその体制を維持していけますか?」という問題を突きつけられることになります。

パフォーマンスチューニング、セキュリティともに「一回やれば終わり」ではなく日々戦いは続きます。どちらも大切で気を遣うところなので、結構大変です。

ということで、

  • 自分ですべて管理しなければいけない。
    • パフォーマンスチューニング(リソースが足りてなければ)
    • セキュリティ
  • 料金も安いわけではない。

これらを上回るメリットがなければ、共用サーバーを使っておいた方がよいです。

VPSが向いているユーザーの例

では、この大変さを受け入れてまで VPS を借りるのはどんなユーザーでしょうか?

以下が考えられます。

  1. Linuxを勉強しつつ、Webサイト・Webアプリケーションを開発・公開したい。
  2. 自分たちでサーバーを設定して運用する必要のあるウェブサイトを公開したい。それでいて、まずは小さく始めたい(専用サーバーは料金が高いため)。

2. Webサイトを運営する上でのVPSと共用サーバーの違い

これと比較すると、共用サーバーはラクです。サーバー側の難しいところは全てレンタルサーバー業者がやってくれます。

して、共用サーバーは一見性能が低そうな印象があります(以前の私にはありました)。「1台のサーバーをみんなで共有している」というところからそうイメージしてしまうのでしょうか。しかし、VPSも実際はみんなで1台のサーバーを共有していますし、しかも仮想環境毎にリソースの割り当てがしっかりできるので、割り当てられたリソース以上は使えません。一方、共用サーバーの場合はユーザー毎にリソースの割り当て的な機能を使っているかもしれませんが、VPSほどはしっかり制限していないはずなので、同じくらいの料金であってもVPSよりも多くのリソースを使えることがあります(共用サーバーのプランには「メモリ○GB」というスペックは書いていません!)。1台の高スペックサーバーに積んだ潤沢なリソースを、VPSより柔軟な形で安く使わせて貰えるのです(そういうレンタルサーバーやプランがあるのです)。極端なことを言えば、1台のサーバーに他のユーザーがいなければ、そのサーバーのリソースが全て使えてしまうのが共用サーバーなのです。

例えば、さくらのVPS 1Gプランは月1,000円弱の料金でメモリは1GBです。これに対して、エックスサーバーのX10プランも月1,000円くらいですが、どう見てもメモリ1GBの不安定さはありません。それ以上のメモリが使えています(メモリだけの問題ではないですが)。ちなみに、X10のサーバーのメモリは192GBです(何ユーザーが使ってるんでしょうね)。

ですので、純粋に「Webサイトをちゃんと長く運営したい」と思っているのであれば、共用サーバーの方がラクですし料金も安く済みます。
Linuxを勉強したいのであれば、そのWebサイトとは別の環境を借りることをお勧めします。

3. お勧めVPS

予算約1,000~2,000円/月の場合

スケールアップ・ダウンの可能性があり、新規的な技術も使いたい場合

ConoHa VPS1GBプランもしくは 2GBプランをお勧めします。

  • 料金が定額でありながら時間課金という無駄のない料金体系であり、クラウドのように柔軟にリソース変更(プラン変更)ができます。
  • OpenStack API が使えるので、プログラムでサーバーを操作することもできます。

ConoHa VPS の紹介

2018.04.16

ゆくゆくはアクセスが増えそうなサイトを運営したい場合

さくらのVPS1Gプランもしくは 2Gプランをお勧めします。

  • さくらインターネットは技術者に人気がある会社です。技術者よりのサービスである VPS も長年の実績があり人気を維持しています。それだけの安定感があります。
  • 上の方でも書きましたが、Webサイトをそれなりにちゃんと運営するにはメモリ1GBだと少し心配ですので、できれば 2GB欲しいです。

さくらのVPS の紹介

2018.04.04

小さい規模で安く済ませたい場合

この場合は、お名前.com VPSメモリ2GBプランもお勧めです。さくらのVPSと比較して、月額費用が安く済みますし、初期費用が無料となっています。

お名前.com VPS

お名前.com VPS の紹介

2018.04.12

それ以外の予算の場合

選定中です。

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-VPS

執筆者:fitallright

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