レンタルサーバー活用例

エックスサーバーを借りてWordPressサイトを始める手順(アフィリエイトにも)

投稿日:2018年4月27日 更新日:

レンタルサーバー(共用サーバー)でウェブサイトの運用を始める方に向け、エックスサーバーを使った WordPress サイトの始め方について説明します。

※ ところどころ、説明でドメイン名を使う場合は、example.com を使っています。

1. エックスサーバーとは?

エックスサーバー 公式サイト

エックスサーバー」は、レンタルサーバーサービス(共用サーバー)の1つです。
エックスサーバー株式会社が運営しており、2003年にサービスが開始しています。レンタルサーバーサービスの中でも、かなり歴史のあるサービスです。会社名とサービスが同じであることに注意してください。

レンタルサーバーサービスの中には、毎月500円以下でお手軽に借りることのできるサーバーもありますが、エックスサーバーの場合は一番安いプランでも 毎月1,000円 くらい掛かります。つまり、それなりに本気でウェブサイトを運営していく覚悟を持ったユーザーのためのサービスなのです。その中でも、現在最もお勧めできるサービスになっています。

プランは「X10(スタンダード)」「X20(プレミアム)」「X30(プロ)」の3つがありますが、相当な規模のウェブサイトでない限り、一番下の X10 で問題ありません。

プランの違いについて

プラン毎に、「ディスク容量」や「目安となる転送量」等が違います。

転送量については、こちら ➡ データ転送量とは? を参考にしてください。

エックスサーバー(XSERVER) のレビュー・評価

2018.03.27

2. なぜ、エックスサーバーなのか?

一番のお勧めである X10プランの場合、毎月1,000円 くらいのコストが掛かります。このコストは、「安定したウェブサイトの運用を行うためのサーバー費用として最低限掛かるコスト」だと考えて下さい。エックスサーバーでなくても、安定したサーバーを借りようと思えばこれくらいのコストは掛かります。

ただ、エックスサーバーの「高速・多機能・高安定性」「コストパフォーマンスの高さ」を考えると、「同じようなコストならエックスサーバーを選んだ方が得だ」となるのです。最低限必要な 毎月1,000円 のコストで、相当な数のアクセスがあるウェブサイトまで安心して運用することができます。公式サイトのトップに「高速・多機能・高安定性」とありますが、これは誇張でもなんでもありません。

今、サイト落ちてないかな?」とか「最近、サイトの表示が遅いな」とか、そういう余計な心配をしないで済み、逆に、安定したウェブサイトの状態に自信を持って放っておけるというのは、ウェブサイトを運営するものにとって理想の姿です。

3. エックスサーバーのお勧めポイント

エックスサーバー(XSERVER) のレビュー にも書きましたが、ここでもいくつか紹介しておきます。

高速・多機能・高安定性であることは当然なので、それ以外のポイントについて書きます。

ポイント1:機能や採用技術に不足がない

レンタルサーバーとして根幹に関わる機能や、採用している基盤技術において、「他のサービスにあって、エックスサーバーにない」ということがほとんどありません。むしろ、エックスサーバーは率先して新しい技術を取り入れています。

ここまで不足な点がないのは、たまたまではなく意識してそうしているはずです。ですので、今後もこの体制は維持されていくものだと思われます。


ポイント2:初期費用は安くなる

エックスサーバーの料金表をみて、まず気になるのは「初期費用 3,000円」なのではないでしょうか。「ちょっと高いなぁ」という印象を受けると思います。しかし、実際の初期費用は半額程度まで抑えることができるのです。

なぜかというと、新規の申し込みに対して、ほぼ常にキャンペーンをやっているからです。キャンペーンには、「初期費用半額キャンペーン」と「ドメイン無料キャンペーン」とがあります。サーバーを契約するのと同時にドメインを取得するなら、「ドメイン無料キャンペーン」がよいですし、そうでないなら「初期費用半額キャンペーン」を選ぶのがよいでしょう。
※ エックスサーバーのキャンペーン履歴については、レンタルサーバー キャンペーン情報(共用サーバー) を参考にしてください。

エックスサーバー株式会社からすると、キャンペーンを使うことで割引額を調整できますし、ドメイン取得サービスなどの関連サービスの販促効果も狙えます。なかなか面白いですね。

このキャンペーンは、エックスサーバーの トップページ に載っているので、気になる方は時々チェックしましょう。


ポイント3:時代に合わせてサービスがアップデートされる

ポイント1と少し重複しますが、ただ歴史が長いだけでなく、時代に合わせてサービスがアップデートされます。サーバーのスペックが上がったり、ディスク容量が増えたり、新機能が追加されたり… いろいろあります。

こちら ➡ エックスサーバー(XSERVER) のレビュー の年表を見てもらうと分かるのですが、よい技術をどんどん取り入れています。しかも、その取り入れるスピードが速いので、「他のサービスなら○○が使えるのに…」といった残念な思いをすることがほとんどありません。

4. WordPress とは?

WordPress 公式サイト

WordPress は、ウェブサイトを作成するためのオープンソースなソフトウェアです。オープンソースということで、世界中の人々がボランティアで開発に参加しています。メインはブログサイトですが、それ以外のサイトも作成することができます。

公式サイトには、「世界のウェブサイトの 30%が WordPress を使っている」と記載されています。

引用元:WordPress(2018年4月時点)

疑ってしまいたくなる数字ですが、これは恐らく本当です。私は「今、開いているウェブサイトで使われているソフトウェアが表示される拡張機能」をウェブブラウザに入れていますので、ウェブサイトを開いた瞬間に WordPress が使われているかどうか分かるのですが、本当に多いです。Historical trends in the usage of content management systems というウェブサイトでも調査結果を載せています。

WordPress が具体的にどんなものか簡単に説明すると、「表向きのウェブサイト」と「管理用ウェブサイト」が1つになったようなウェブサイトです。管理用ウェブサイトで、「各種設定」「ユーザー管理」「テーマ管理」「プラグイン管理」などを操作し、それが「表向きウェブサイト」に反映されます。

表向きのウェブサイトの例
管理用ウェブサイトの例

WordPress の主な特徴をリストアップしてみます。

  1. HTMLなどの知識がなくてもウェブサイトにコンテンツを追加することができる(CMS(Contents Management System) としての特徴です)。
  2. 見た目の部分である「テーマ」は誰でも作成することができ、管理ページ上の操作で後から自由に入れ替えることができる。世界中でテーマの開発が行われており、公開されているテーマであれば導入可能である(有料テーマもある)。
  3. 個別の機能を「プラグイン」として誰でも作成することができ、管理ページ上の操作で後から自由に導入することができる。世界中でプラグインの開発が行われており、公開されているプラグインであれば導入可能である(有料プラグインもある)。

5. なぜ、WordPress を取り上げるのか?

なぜ今回、WordPress を取り上げるのかと言いますと、簡単に言ってしまえば、やはりシェアが大きいので情報も多いですし、テーマやプラグインが豊富だからです。これだけ普及しているウェブサイト作成ツールは他にありません。実際便利な機能も多いです。

同じような特徴を持つ CMSがいくつもある中で、なぜ WordPress がここまで使われるようになったのかについては、一言では説明しきれないでしょう。他と比べて使いやすかったとか、マーケティングが上手くいったとかいくつもの要因が重なったのだと思います。

6. エックスサーバーを契約する

それでは、まず エックスサーバーのX10プランを借ります。

エックスサーバーの トップページ にある「お申込みはこちら」ボタンをクリックします。

※ このトップページ上に、キャンペーンの情報が載っている場合は、どんな内容か確認しておきましょう。


ここでは初めてエックスサーバーの使うという前提として、「サーバー新規お申込み」をクリックします。


申し込みフォームが表示されますので、必要な項目を入力していきます。

特に難しいところはないと思いますが、「サーバーID」は今後使うIDなので慎重に決めましょう。サブドメインの名前にも使用されます。とはいっても、自分で取得したドメインを利用する場合は、どんなIDであっても問題になることはないと思います。


そのまま進めていって、申込みを完了させましょう。


申込みが完了したら、登録したメールアドレスにメールが届きます。
割り当てられた 会員ID やパスワードが載っていますので、ちゃんとメモしておきましょう。


その他にも、いろいろと重要な情報が記載されています(以下は抜粋です)。

ユーザーアカウント情報

  • 会員ID
  • インフォパネルパスワード

サーバーアカウント情報

  • サーバーID
  • サーバーパスワード
  • サーバー番号
  • 初期ドメイン

FTP情報

  • FTPホスト名(FTPサーバー名)
  • FTPユーザー名(FTPアカウント名)
  • FTPパスワード

※ 「インフォパネル」というのは、会員用の管理ページです。

では、トップページ の右上にある「ログイン」メニューをクリックしてログインしてみましょう。

メールで届いた会員IDパスワードを入力してログインします。


ログインに成功すると、インフォパネルが表示されます。


「ご契約一覧」

インフォパネルの下の方にある「ご契約一覧」には、この会員に紐付いている「サーバー」「ドメイン」「SSL証明書」が一覧表示されます。ここからも分かるように、一人の会員が、複数のサーバーを契約することができます。

7. ドメインを取得する

インフォパネルの中からドメインを取得することもできますが、少し料金が高いです。
ですので、以下のどれかのパターンでドメインを取得することをお勧めします。

パターン1:エックスサーバーの「ドメイン無料キャンペーン」期間に申し込む

エックスサーバーはだいたいいつも何かしらのキャンペーンを行っているのですが、そのキャンペーンの1つに「ドメイン無料キャンペーン」があります。このキャンペーン期間中であれば、これを利用してしまえばよいと思います。しかし、別のキャンペーン中だったとしてもそれはそれでお得なので同じようなものではあります。

パターン2:「エックスドメイン」を利用する

エックスサーバー株式会社は、「エックスドメイン」というドメイン取得サービスを運営しています。エックスサーバーのインフォパネルから普通にドメインを取得するよりも、こちらで取得した方が料金が安いです(なぜ料金に違いがあるのかは不明です)。

エックスドメインでドメインを取得してから、エックスサーバーを契約すると特典がありますが(初期費用が半額になる等)、エックスサーバー側のキャンペーンと併用はできません。

その他には、会員情報の登録等の作業が一部省略できたりします。

エックスドメインの公式サイトはこちらです。
https://www.xdomain.ne.jp/

パターン3:それ以外のドメイン取得サービスを利用する

エックスサーバーとはまったく関係のない「ドメイン取得サービス」を利用するのも良いでしょう。

そもそもサーバーとドメインは別ものであり、なるべく関連を持たせない状態にしておくと、後で片方だけ変更したくなった時にラクだという考え方もあります。

このあたりは、どのような運用をするかにもよるので、自分に合った方法を選びましょう。

ドメイン取得サービスの最大手「お名前.com」の公式サイトはこちらです。
ドメイン取るならお名前.com

ドメインを取得する細かい手順は、別の記事で紹介する予定です。

8. エックスサーバーで「ドメイン設定」を追加する

では、ドメインの取得まで終わったとしましょう。

どこでドメインを取得したにせよ、ウェブサイトを用意する前に、「○○というドメインを、このサーバーで使いますよ」という紐付けとなる設定をしておかなければいけません。エックスサーバーの場合は、「ドメイン設定の追加」という作業を行います。

手順は以下です。

(1) サーバーパネルにログインします

エックスサーバーのトップページ、もしくはインフォパネル内に サーバーパネル へのリンクがありますので、そこからログインします。その際、サーバーアカウント情報が必要です。


(2)「ドメイン設定」を追加します

「ドメイン設定」メニューをクリックします。


「ドメイン設定の追加」タブを表示して、取得したドメインを入力します。ついでに、「無料独自SSLを利用する」にチェックを入れておきましょう。
そうしたら「ドメイン設定の追加(確認)」ボタンを押します。


内容を確認して問題なければ「ドメイン設定の追加(確定)」ボタンを押します。


これで「ドメイン設定」の追加が完了しました。


ただし、このスクリーンショットをよく見ると分かりますが、「無料独自SSLの設定に失敗しました」と表示されています。

これを解消するためには、ネームサーバーの設定を行う必要があります。次の章に続きます。

サブドメインを使う場合は、「サブドメイン設定」の追加作業が必要です

例えば、example.com というドメインを取得していて、これから作成するサイトを foo.example.com というURLで公開したい場合は、「サブドメイン設定」を追加する作業が必要になります。(但し、www だけは最初から設定されているので、サブドメインを追加する作業は必要ありません。)

「サブドメイン設定」を追加する手順

「サブドメイン設定」メニューをクリックします。


目的のドメインの右にある「選択する」をクリックします。


「サブドメイン設定の追加」タブを表示して、追加するサブドメインの名前とコメントを入力します。ここでは、wp1 という名前にしてみました。また、「無料独自SSLを利用する」にチェックを入れていますが、これは後で設定できるため、ここでチェックしなくても構いません。

そうしたら「サブドメイン設定の追加(確認)」ボタンを押します。


内容を確認して問題なければ「サブドメイン設定の追加(確定)」ボタンを押します。


これで作業は終了です。

この時点で wp1 というディレクトリが作成され、`index.html` と `default_page.png` というファイルができているはずです。

また、先ほどの「ドメイン設定の追加」の時と同様に「無料独自SSLの設定に失敗しました」というエラーが表示されています。これは、ネームサーバーが設定されていないことが原因です。


では次に、エラーの原因となったネームサーバー(DNSサーバー)の設定を行います。

「無料独自SSLの設定に失敗しました」について

このエラーが起きる原因は1つではないと思いますが、ほとんどは「ネームサーバーが未設定」であることが原因です。

ネームサーバーは、インターネットにおいて「アドレス(URL)にドメイン(またはサブドメイン)を指定すれば、対応付けられたサーバーにアクセスできるようにする」ためのものです。ネームサーバーを適切に設定しておくことで、このエラーの下にも書いてあるように「ブラウザでアクセスできる」ようになります。

SSLの設定」で行う処理の中には、「ドメイン(またはサブドメイン)に対するSSL証明書を発行する」処理が含まれますが、存在もしていないドメイン(やサブドメイン)にまで自由に証明書を発行できないように、ネームサーバーで存在確認をしています。最近のレンタルサーバーサービスでは「無料独自SSL」機能が増えていますが、これは「Let’s Encrypt」という仕組みを利用しています。この「Let’s Encrypt」が、ネームサーバーによる存在確認を必要とするのです。

9. ネームサーバー(DNSサーバー)の設定

取得したドメイン」と「このドメインで使用するサーバー(IPアドレス)」との対応情報をインターネット上に公開するため、ネームサーバー(DNSサーバー)を登録します。

今回は、以下の方針でネームサーバーを利用します。

  1. ドメインとサーバーとの対応情報は、エックスサーバーのネームサーバーに書き込んでおく(サーバーパネルから可能です。基本的な設定は自動で書き込まれます)。
  2. ドメイン取得業者の管理ページ上で、このドメインのネームサーバーとして、エックスサーバーのネームサーバーを登録する。

2 の作業により、インターネットに接続されたコンピュータが、今回取得したドメインにアクセスしようとすると、エックスサーバーのネームサーバーに「対応するIPアドレス」を問い合わせするようになります。その問い合わせに答えるための情報を書き込んでおくのが 1 の作業になります。

ドメイン取得サービス業者のネームサーバーに情報を書き込んで利用することもできますが、エックスサーバーのサーバーパネルで管理した方がラクなので、今回はエックスサーバーのネームサーバーを利用することにしました。

9-1. サーバーパネルの「DNSレコード設定」を行う

これは、1 の作業にあたりますが、example.com もしくは、www.example.com のようなドメインでウェブサイトを公開したい場合は、この作業は必要ありません。エックスサーバーの場合、自動で設定してくれるからです。

しかし、www 以外のサブドメインでウェブサイトを公開するのであれば、「DNSレコード設定」が必要です。

ここでは、wp1 というサブドメインの「DNSレコード設定」を行う手順を説明します。

「DNSレコード設定」を行う手順

「DNSレコード設定」メニューをクリックします。


目的のドメインの右にある「選択する」をクリックします。


「DNSレコードの追加」タブを表示して、各項目を入力します。


ホスト名 今回は、wp1 にします。
種別 A を選択します。
内容 借りたサーバーのIPアドレスを入力します。
※ IPアドレスは、サーバーパネルの「サーバー情報」ページで確認できます。
優先度 0 のままで良いです。

全て入力したら「DNSレコードの追加(確認)」ボタンを押します。

確認画面になりますので、内容に間違いがなければ「DNSレコードの追加(確定)」ボタンを押します。


以上で完了です。


9-2. ドメインのネームサーバーを登録する

次に 2 の手順について説明します。

といっても、利用したドメイン取得サービスによって管理パネルが違うため、具体的にとはいきません。大雑把な説明としては、以下のようになります。

(1) ドメイン取得サービスの管理パネル(管理サイト)にログインする。

(2) 対象となるドメインを選択する。

(3) そのドメインの「ネームサーバーの変更」を行う画面を開く。

(4) エックスサーバーのネームサーバーを登録する。

エックスサーバーを契約した時に届いたメールにも載っていますが、エックスサーバーのネームサーバーは以下の5つとなっています。

  • ns1.xserver.jp
  • ns2.xserver.jp
  • ns3.xserver.jp
  • ns4.xserver.jp
  • ns5.xserver.jp

VALUE-DOMAIN(バリュードメイン) ですと、こんな感じで登録します。

この変更がインターネット全体に浸透するまでには少し時間が掛かります。数時間か半日、もしかしたら1日くらい放っておきましょう。

ネームサーバーについては、以下の記事も参考にしてください。

レンタルサーバー利用者に役立つDNS(とネームサーバ)の知識

2018.04.12
インターネット全体に、今回のネームサーバーの変更が浸透していない段階でも、パソコン上の hosts ファイルに、ドメイン(またはサブドメイン)とIPアドレスの対応づけを書いておけば、そのパソコン上からは、そのドメイン(またはサブドメイン)の名前で目的のサーバーにアクセスできるようになります。

Windows の場合であれば、C:\Windows\System32\drivers\etc\hosts というファイルを管理者権限で開いて(メモ帳でOKです)、以下のように書くだけです。

183.XXX.XXX.XXX   wp1.example.com

サイトが見られるようになるには少し時間が掛かります

エックスサーバーでは、(A) ドメイン(やサブドメイン)設定の追加 (B) ネームサーバーの設定 を行って、すぐにブラウザからウェイトを見ようとしても、以下の表示になることがあります。

この場合は、まだサイトが準備中なので少し待って下さい。1時間くらい待てばサイトが正常に表示されるようになります。

10. SSL設定

「ドメイン(やサブドメイン)設定」の追加作業で、SSLの設定に失敗しましたが、ようやくここで設定し直します。

SSL設定」を行うと、http:// だけでなく https:// でサイトにアクセスできるようになります。通信の暗号化などにより「盗聴」「改ざん」「なりすまし」への対策となります。

最近は「サイトのSSL化」の流れがありますので、是非設定しておきたいところです。

SSL設定の手順

「SSL設定」メニューをクリックします。


「独自SSL設定の追加」タブを開き、サイトに紐付けるサブドメインを選択します。そして、「独自SSL設定を追加する(確定)」ボタンをクリックします。

サブドメインを使わない場合は、`example.com` と `www.example.com` が同じ扱いになるため、www を選択します。 サブドメインを使う場合は、例えば先ほど説明に使っていた wp1 を選択します。


少し時間が掛かります。この時に、選択したサブドメインが、DNSでちゃんと設定されているか確認されます。


これで完了です。


30分から1時間程度待てば、http だけでなく https でウェブサイトにアクセスできるようになります。

11. WordPress をインストールする

サーバーパネルに用意されている「自動インストール」機能を使って、WordPress をインストールします。

「自動インストール」メニューをクリックします。


目的のドメインの右にある「選択する」をクリックします。


「プログラムのインストール」タブを開き、「WordPress 日本語版」のところにある「インストール設定」ボタンをクリックします。


インストールする WordPress に関する情報を入力します。


インストールURL 今回は、wp1.example.com というURLでサイトを公開したいとします。その場合wp1 サブドメインを選択し、右側のフィルドは空のままにします。
ブログ名 任意の名前を入力します。
ユーザー名 任意のユーザー名を入力します。
パスワード パスワードを入力します。複雑なパスワードにすることをお勧めします。
メールアドレス メールアドレスを入力します。
データベース 「自動でデータベースを生成する」を選択します。

以上を入力したら、「インストール(確認)」ボタンをクリックします。

確認画面になりますので、内容を確認してから「インストール(確定)」ボタンをクイックします。


これで、WordPress のインストールが完了しました。

この WordPressサイトにログインするユーザーの情報や、使用しているデータベースの情報が表示されるのでメモしておきます。


ここまでくれば、http://wp1.example.comhttps://wp1.example.com のどちらでも、作成したサイトにアクセスできるようになります。

http でのアクセス
https でのアクセス(SSL)

既にあなたのサイトは世界に向けて公開されています。
URLを誰かに教えていないとしても、悪意を持ったハッカーたちがあの手この手でインターネットを巡回してあなたのサイトに到達する可能性があります。後述しますが、セキュリティには十分気を遣ってください。

12. WordPressサイトを設定する

WordPress は管理サイト(管理画面)が用意されており、そちらでいろいろと設定を行います。

管理サイトにアクセスする

自動インストールが完了した時の画面に、管理サイトの URLが表示されていましたので、ブラウザでそちらの URLにアクセスします。
※ その画面で確認しなくても、WordPress の管理サイトURLは、最後のところに、「/wp-admin/」を付けた形になっています。例えば、https://example.com/wp-admin/ といったURLです。

WordPress をインストールする時に設定した「ユーザー名」「パスワード」でログインすることができます。


アップデート

WordPress は以下の項目毎に日々アップデートされています。

  • WordPress本体
  • プラグイン
  • テーマ
  • 翻訳ファイル

アップデートの内容としては、新機能が追加されることもあれば、見付かったセキュリティの問題への対応だったりします。どちらも大切ではありますが、特に後者が重要です。このアップデートを放置しておくと、WordPressサイトがハッカーによって攻撃されてしまうのです。ですので、アップデートがあれば、速やかに適用すべきです。このあたりは WordPress の面倒なところでもあります。

新しいアップデートがあれば、管理画面ですぐに分かるようになっています。画面上部の「」のようなアイコンが表示されていれば、アップデートがあるということです。

このアイコンが表示されている場合は、速やかにアップデートを適用してください。アップデートを適用するには、このアイコンをクリックします。


すると、アップデートのページが表示されます。先ほど書いたように、「WordPress本体」「プラグイン」「テーマ」「翻訳ファイル」に分かれていますが、それぞれの更新ボタンをクリックして、すべてアップデートを適用してください。


テーマ

WordPress の「見た目」は入れ替えることができ、これを「テーマ」と呼んでいます。

「外観」→「テーマ」からテーマの管理ページを開くことができ、公開されているテーマを検索してインストールすることもできます。

テーマのファイルを、手動でインストールすることもできます。


テーマはまっさらなところから開発することもできましす、既存のテーマを改造するといったこともできますが、結構面倒です。

特に アフィリエイトをやろうとしている方で、HTML や CSS がよく分からない場合は、専用のテーマを使った方がいろいろと捗ります。【賢威】 などは特に人気があります。

プラグイン

WordPress は「ある特定の機能」を「プラグイン」という形で開発することができでき、公開されているプラグインを検索してインストールすることもできます。

「プラグイン」メニューから、プラグインの管理ページを開くことができます。


パーマリンク設定

「設定」→「パーマリンク設定」から、各記事のURLをどういうフォーマットにするか設定します。

SEO対策も含めて、ここは (A)「投稿名」か、(B)「カスタム構造」を選択して「/%postname%/」を含める かのどちらかをお勧めします。

SEO対策でメジャーな Yoast SEO というプラグインを入れると、この設定を強くお勧めしてきます。


バックアップ

WordPress のデータは、大きく分けると「ファイル・ディレクトリ」と「データベース」の2種類あり、どちらも定期的に自動でバックアップしておくと安心です。

バックアップの方法はいくつもありますが、プラグインを使うとラクです。

具体的には、UpdraftPlus というバックアップ用プラグインがお勧めです。バックアップ先として各種オンラインストレージサービスを指定することができます。このプラグインについては、別途説明ページを追加したいと思っています。

UpdraftPlus

その他

まだまだ、いろいろありますが Google Analytics, Google Search Console, Google Tag Manager の導入というのも基本だと思います。

13. その後のメンテナンス

一番気を付けなければいけないのは、「バックアップ」と「セキュリティ」です。

定期的な自動バックアップを設定したら、一度復旧できるかどうかまでテストすることをお勧めします。

また、日頃からこまめなアップデートを心掛けてください。

14. おわりに

エックスサーバー を使って WordPress サイト始める手順について説明しました。
ところどころ省略した部分もありますが、かなり広い範囲をカバーしていると思います。

初めての方は少し難しいところがあるかもしれませんが、一度やってみるとだんだんと分かってきます(当たり前ですね)。

ドメインとエックスサーバーを合わせても、月1,000円ちょっとのコストですし、3ヶ月だけ契約して解約することもできます(ドメインを維持する期間は1年間にはなりますが)。

また、エックスサーバーはお試し期間が10日間ありますので、最初に割り当てられるサブドメイン(xxxx.xserver.jp)を使って試してみるという方法もあります。これなら
無料 で試すことができます。


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-レンタルサーバー活用例

執筆者:fitallright

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