共用サーバー

ロリポップ!レンタルサーバー の紹介

投稿日:2018年3月27日 更新日:

1. ロリポップ! とは?

サービス名 ロリポップ!
オススメユーザー 月500円で気軽にWebサイトを運営したい個人
プランと価格帯
  • エコノミー:100円/月
  • ライト:250円/月
  • スタンダード:500円/月(オススメ)
  • ハイスピード:1,000円/月
  • エンタープライズ: 約 2,000円/月
運営会社 GMOペパボ株式会社

ロリポップ!は、レンタルサーバー業界の老舗である GMOペパボ株式会社が運営する共用サーバーサービスです。

GMOペパボ株式会社の企業理念

もっとおもしろくできる

キャッチコピーは、「すぐに使える、ずっと使えるロリポップ!」。

レンタルサーバー初心者の個人をメインのターゲットとしているレンタルサーバーサービスで、低価格なプランが多く、主力のプランでも月額約500円となっています。「格安レンタルサーバーサービス」と聞いたらロリポップ!を最初に連想する人は多いのではないでしょうか。しかも、安いだけではなく機能的にも評価されているために非常に人気があります

2003年にレンタルサーバーサービスが開始されていますが、各プランのスペックは少しずつ拡張されており、機能も追加されています。契約開始時のスペックがずっと続くのではなく、時代に合わせた内容に更新していくのです。キャッチコピーに含まれた「ずっと使える」というのは、ここから来ていると考えられますし、これをキャッチコピーに含めているということは、この点に自信があり、この先もこの姿勢が続いていくということを意味しているのだと考えられます。

GMOペパボ株式会社は、この他にも Webに関するいろいろなサービスを運営しています。

2019年9月 ハイスピードプラン登場

2019年9月に投入された「ハイスピードプラン」は 料金が約1,000円/月となっています。この価格帯は「少し本気でウェブサイトを運用しよう」と考え始めたユーザーが利用するカテゴリであり、それなりの需要があるため、既に エックスサーバーConoHa WINGColorfulBox といった強力なライバルがひしめき合っています。「ハイスピードプラン」はこのカテゴリでよく利用されている技術を採用しており、このライバルたちに対抗するためのサービスであることが分かります。

GMOペパボ株式会社にとってこのカテゴリは、heteml が担当しているはずでしたが、ロリポップ!にハイスピードプランが追加されたことによって、その役割分担が曖昧になりました。これは何を意味しているのでしょうか?長い間 heteml はサービス内容に大きなアップデートが行われず、同カテゴリ内で苦戦していることが予想されます。また、ロリポップ!のサイトを見ていると「ハイスピードプラン」への期待の大きさが伝わってきますし、heteml を使うよりも ロリポップ!のハイスピードプランを使って欲しいという意図が読み取れる箇所もあります。これらの点から今後は 約1,000円/月 のカテゴリもロリポップ!でカバーし、heteml はどこかの時点でロリポップ!に統合されるかもしれません。

関連サービス



2. レンタルサーバーの種類

共用サーバー

3. プラン比較

「スタンダードプラン」が一番人気となっていますが、2019年9月から提供された「ハイスピードプラン」も期待できるプランです。

プラン エコノミー ライト スタンダード ハイスピード エンタープライズ
初期費用 1,500 1,500 1,500 3,000 3,000
月額料金
(1・3ヶ月契約の場合)
100 300 600 1,200 2,300
月額料金
(6・12・24・36ヶ月契約の場合)
100 250 500 1,000 2,000
ディスク容量 10 GB
(HDD)
50 GB
(HDD)
120 GB
(HDD)
200 GB
(SSD)
400 GB
(SSD)
マルチドメイン 20 50 100 無制限 無制限
転送量 40 GB / 日 60 GB / 日 100 GB / 日 100 GB / 日 100 GB / 日
PHP CGI版 CGI版 CGI版
モジュール版
LiteSpeed版 CGI版
モジュール版
MySQL5 1 30 70 100
WordPress
簡単インストール
電話サポート
独自SSL
アクセスログの取得 90日間保存される
メールアドレス
(ロリポップ!ドメイン)
10 10 10 10 10
メールアドレス
(独自ドメイン)
ドメイン毎に20 無制限 無制限 無制限 無制限

4. 最大の特徴

  • スタンダードプラン」のコストパフォーマンスが非常に優れています。500円/月(6・12・24・36ヶ月契約の場合)で借りることのできる共用サーバーとしては、最高峰のコストパフォーマンスです。
    • このプランは、さくらのレンタルサーバー「スタンダードプラン」と競合になっています。本ページの後半で比較しています。
  • レンタルサーバー事業への取り組み姿勢も積極的です。
  • 実績も十分です。16年間サービスが続いており、200万サイト以上(利用者は170万人以上)という実績があります。
  • スキがありません。

5. 主な機能・サービス

独自SSL(無料)

独自ドメインに対してSSL証明書を発行して使用することができます。
1つの独自ドメインに対して、サブドメインを100個まで設定することができます。

※ 認証レベルの高いSSL証明書を利用する場合は、有料オプションとなります。

同時アクセス数拡張機能

ロリポップ!レンタルサーバーでは、プランごとに同時アクセス数が設定されています。「同時アクセス数拡張機能」は、この制限値を一時的に大きくする機能です。

一定期間だけ、多量のアクセスが見込まれる場合に、アクセス過多によってWebサイトにつながらなくなってしまう事態に対応することができます。

※ 利用できるプラン:「スタンダードプラン」「エンタープライズプラン」

「エンタープライズ」プラン以外はディスクが SSDではない

ロリポップ!では、ディスクの SSD化を進めているらしいのですが、現時点ではまた「エンタープライズ」プランだけが適用されているようです。

但し、データベースには SSDが使用されています。

上位プランへの変更

上位プランに変更することができます。(お試し期間中は、下位のプランに変更することもできます)

※ プラン変更には少し時間が掛かったり(変更中は、Webサイトなどが止まります)、一部サーバーの情報が変わります。

※「ハイスピードプラン」はプラン変更に対応していません。

最低利用期間と解約について

「最低利用期間」のようなものはないようです。解約はいつでもできますが、残り契約期間分の返金はありません。ですので、最初は少し割高であっても短い期間の契約から始めるのがよいと思います。

充実のサポート

様々なサポートが用意されています。

主なサポートは、「お問合せフォーム」「チャットサポート」「電話サポート(スタンダードプランとエンタープライズプランのみ)」の3つです。

これに加えて、マニュアルよくある質問動画マニュアル も用意されています。

その他

  • WordPress 簡単インストール
  • モジュール版PHP(「スタンダードプラン」と「エンタープライズプラン」のみ)

6. さくらのレンタルサーバー「スタンダードプラン」との比較

本サービスの「スタンダードプラン」は、さくらのレンタルサーバー「スタンダードプラン」と競合関係にあります。

ロリポップ!「スタンダードプラン」のメリット

  • プランを変更することができる。
  • 最低利用期間がない。

さくらのレンタルサーバー「スタンダードプラン」のメリット

  • バックアップ&ステージング機能がある。
  • 初期費用が安い。

感想

さくらのレンタルサーバーに「バックアップ&ステージング」機能が導入される前までは、ロリポップ!のスタンダードプランのメリットの方が大きいと思っていました。しかし、「バックアップ&ステージング」機能の登場によりどちらも甲乙つけがたいサービスになったと思っています。ですので、メリット・デメリットを比較して、自分の要望に合った方を選ぶということになりそうです。

7. 総評

お勧めは「スタンダードプラン」です。ロリポップ!は、このプランのためのサービスにすら見えます。500円/月クラスのサービスとして、スキがありません。有料のレンタルサーバーを借りて、まずはWebサイトの運営を始めたいという方にお勧めしたいサービスの1つです。

また 2019年9月にリリースされた「ハイスピードプラン」も気になる存在です。このプランが所属する 1,000円/月 のカテゴリでは、エックスサーバーConoHa WINGColorfulBox といった強力なサービスがしのぎを削っているのですが、ロリポップ!がこのカテゴリでどこまでやれるのか非常に楽しみです。

なんにせよ、ご自分の要望に本当に合っているかどうかは使ってみないと分からない部分がありますので、最初は割高でも1ヶ月か3ヶ月契約するのも1つの方法だと思います。

8. 「ロリポップ!レンタルサーバー」の年表

「ロリポップ!レンタルサーバー」に関するこれまでのプレスリリース等を表にしました。

※ あくまでも調査できた範囲での情報になります。

日付 内容
2019年
2019/09/02 ハイスピードプランリリースのお知らせ
2019/09/02 エンタープライズプラン転送量上限変更のお知らせ
2019/03/28 ロリポップ!でステージング環境機能を提供開始しました!
2018年
2018/06/11 WEBサーバーに設置できるファイル数に上限を設けます
2018/03/27 Webサイト表示速度を高速化する新機能「コンテンツキャッシュ機能」を無料提供 〜WordPressのサイトパフォーマンスを約24倍向上〜
2017年
2017/07/11 無料の独自SSLを導入できる機能を提供開始 〜全プラン対象、サーバー月額料金のみでウェブサイトを簡単に常時SSL化〜
2017/04/11 次世代通信プロトコル「HTTP/2」に対応
2017/02/09 最新のPHP7.1.1に対応 ~独自アーキテクチャで提供中のモジュール版PHPはレスポンス速度が5.5倍に~
2017/01/11 「ロリポップ!」がリブランディング 「すぐに使える、ずっと使える」ホスティングサービスへ
2015年
2015/12/15 転送量制限を大幅に緩和
2015/12/07 急激なアクセス数増加に対応する 「同時アクセス数拡張」機能を無料で提供開始
2015/11/11 14周年・申込者数累計150万人突破
2015/10/20 「モジュール版PHP」を提供開始〜
2014年
2014/10/27 「ロリポップ!」「heteml(ヘテムル)」WordPressの安全性を高めるセキュリティプラグイン 「SiteGuard WP Plugin」を「WordPress簡単インストール」機能に標準搭載
2014/10/15 転送量無制限のサーバーを月額2,000円から使える『ビジネスプラン』提供開始 ~年内の月額料金が無料となる期間限定キャンペーンも実施~
2014/04/21 シンガポールのスタートアップ企業Dropmysiteと技術連携し『バックアップオプション』を提供開始 ~月額300円(税抜)、過去7回までのデータを容量無制限で自動保存~
2013年
2013/05/30 パソコン用ウイルス対策ソフトのオプションサービスを全プランで提供開始 ~月額315円の低価格で、1ライセンスにつき3台まで利用可能~
2013/01/22 初期費用無料・月額2,100円で利用可能な『独自SSL』オプションを提供開始 ~申請からインストールまでワンクリックで簡単に利用可能~
2012年
2012/09/27 不正アクセスによるサイト改ざんや情報漏洩を防ぐWAF(※1)機能を全プランに標準搭載~月額105円の低額プランでも、より安全なWebサイト運営が可能に~
2011年
2011/01/18 上位プラン「チカッパプラン」登場 1コイン500円(税込525円)でディスク容量30GB!~「ロリポプラン」「コロリポプラン」も容量増量・マルチドメイン利用可能に~
2010年
2010/09/07 ディスク容量1GB・100円ミニレンタルサーバー「コロリポプラン」提供開始 ~月額100円(税別)で気軽にホームページ・メールアドレス・ブログツールなどが利用可能~
2010/03/29 累計お申し込み数80万件突破!価格据え置きでディスク容量を8倍の8GBに増量
2009年
2009/06/29 リニューアル ディスク容量を200MBから5倍の1GBに増量、初期費用を半額に
2007年
2007/05/22 ご利用者数50万人を突破!
2006年
2006/08/03 ご利用者数が40万人を突破しました
2005年
2005/05/11 利用者数が20万名突破
2005/03/23 スパム・ウィルスメールチェック機能の無償提供を開始
2004年
2004/08/05 サービス拡充
2004/06/14 ご利用者数10万名突破
2003年
2003/11 サービス開始

-共用サーバー

執筆者:fitallright

関連記事

エックスサーバーに関するちょっとしたメモ

エックスサーバーに関して気付いたことなどをここにメモします。 サーバー上でのコマンドについて 使えたコマンド(一部) /usr/bin/git /usr/bin/composer /usr/bin/p …

エックスサーバー ビジネス の紹介

目次1. エックスサーバービジネスについて2. レンタルサーバーの種類3. プラン比較4. 「エックスサーバー」との違い無料設定代行サービスドメイン無料サービス(プレゼントドメイン)充実のセキュリティ …

CPI 共用レンタルサーバー(ACE01) のレビュー

CPI には、「共用レンタルサーバー」「マネージド専用サーバー」「root権限付 専用サーバー」という3つのサービスがありますが、ここでは「共用レンタルサーバー」のみを対象としています。 目次1. C …

WADAX 共用サーバー の紹介

WADAX のレンタルサーバーサービスには、「共有サーバー」「専用サーバー」「プライベートクラウド」がありますが、ここでは「共有サーバー」のみを対象としています。 目次1. WADAX と「共用サーバ …

JETBOY の紹介

目次1. JETBOYについて2. レンタルサーバーの種類3. プラン比較4. 主な機能・サービス 高速性 上位プランへの変更は可能 無料SSLサーバー証明書が利用できます 高速Webサーバー Lit …

ロリポップ!「スタンダードプラン」
さくらのレンタルサーバ「スタンダードプラン」