基本的な使い方

FTPクライアントソフト「FileZilla」の使い方

投稿日:2018年3月20日 更新日:

FileZilla とは?

FileZilla は、無料で使える FTPクライアントソフトです。

以下のページでも説明していますが、FTP (File Transfer Protocol) とは、ネットワークを経由してファイルを転送するための通信プロトコルです。「通信プロトコル」というのは「コンピュータ同士でデータをやり取りするフォーマットや手順」と言えます。利用者側はあまり詳しく知っている必要はありません。

FTP とは?

2018.03.10

レンタルサーバーにおいては、作成したウェブサイトのファイルを、借りたサーバー上にアップロードするためによく使われています。

FTPクライアントソフトで有名なものとしては、他に「FFFTP」がありますが、どちらを使っても問題ありません。本ページでは、FileZilla について説明します。

インストール手順

ダウンロード

Google の検索ページにおいて、”filezilla” と入力して検索します。

すると、検索結果として「FileZilla プロジェクト日本語トップページ」というページが出てきますのでクリックします。


「FileZilla – The free FTP solution」と表示されたのが FileZilla の本家といえるページなのですが、英語のページになります。もちろんそちらから FileZilla をダウンロードすることができるのですが、本ページではわかり易さのために、日本語のページを使って説明することにしました。

「ダウンロード」-「最新リリース」の一番上にあるリンクをクリックします。


すると、FileZilla のクライアントソフトウェアがいろいろと表示されます。今回は Windows 10 (64bit) にインストールするので、「FileZilla_3.31.0_win64-setup.exe」をクリックしました。

各種OS別・ファイル形式別など、いろいろなファイルが表示されていますが、インストール先コンピュータのOS名がファイル名に含まれていたり、ダウンロード数が多いものを選ぶとよいでしょう。

以下のファイルがダウンロードされました。


インストール

このファイルをダブルクリックして、インストールを開始します。

まず、GPL v2 というライセンスに同意するなら「I Agree」をクリックして先に進みます。

※ GPL v2 というライセンスは、クライアントアプリケーションを使うだけなら、問題はほとんど起きないだろうと思いますが、念の為どんなライセンスか理解しておくとよいと思います。→ GNU General Public License – バージョン2 – Wikipedia

コンピュータ上のどのユーザーでもこのソフトウェアを使用できてよいのであれば、最初の選択肢「Anyone who uses this computer (all users)」を選択して「Next >」(次へ)ボタンをクリックします。現在使用しているユーザーのみが使用できるようにしたいのであれば、「Only for me (xxx)」を選択して「Next >」(次へ)ボタンをクリックします。


次に、インストールするコンポーネントを選択します。ここはデフォルトのままでよいでしょう。そのまま「Next >」(次へ)ボタンをクリックします。


インストール先のディレクトリを指定します。ここも、デフォルトのままでよいです。そのまま「Next >」(次へ)ボタンをクリックします。


スタートメニューのフォルダーを選択します。ここも、そのまま「Next >」(次へ)ボタンをクリックします。


これでインストールは完了です。

デフォルト状態では、「Start Filezilla now」にチェックが入っていますが、これは外してもらっても構いません。今回はチェックが入ったまま、「Finish」ボタンをクリックします。


FileZilla が起動しました。


FileZilla の使い方

FileZilla では、「サイトマネージャー」という画面上に、接続先サーバー毎に接続情報を登録して使用します。

1. サイトマネージャーに接続先情報を登録する

[ファイル]メニューから [サイトマネージャー(S)…]を選択して、サイトマネージャーを開きます。


[新しいサイト]ボタンをクリックすると、 のところに、新しく項目が追加されます。

[名前の変更]ボタンを押すとこの項目の名前を変更することができます。あとは、 の各タブを開いて設定を行います。


2. サイトマネージャーでの各種設定

主に設定が必要になる「一般タブ」のみ説明します。

一般タブ


設定項目 説明
ホストとポート 接続するサーバーのホスト名と、宛先となるポート番号をセットします。
プロトコル 通信に使用するプロトコルを選択します。「FTP」「SFTP」「Storj」から選択できます。レンタルサーバーを使う場合、特別な指示がなければ「FTP」を選択することになります。
暗号化 以下の選択肢から、利用する暗号化の種類を選択します。

  1. 使用可能なら明示的な FTP over TLS を使用
  2. 明示的な FTP over TLS が必要
  3. 暗黙的な FTP over TLS が必要
  4. 平文のFTPのみを使用する(安全でない)

レンタルサーバーを使う場合は、2 か 3 を指定するよう指示があったりします。

ログオンの種類 以下の選択肢から、ログオンの種類を選択します。

  1. 匿名
  2. 通常
  3. パスワードを尋ねる
  4. インタラクティブ
  5. アカウント

ユーザー名・パスワードを入力して FTP を使う環境であるなら、「通常」を選択しておけばよいです。

ユーザー 接続に使用するユーザー名をセットします。
パスワード 接続に使用するパスワードをセットします。

レンタルサーバーで使用する場合は、レンタルサーバー業者のウェブサイトにマニュアルがありますので、そちらで FTPクライアントソフトの設定について書かれたページを参考に入力すればよいです。

3. サーバーに接続する

左から、接続したいエントリを選択し「接続」ボタンをクリックします。


以下のように、接続の結果についてメッセージが表示されます。


4. ファイルをサーバーにアップロードする

画面はいくつかのパネルに分かれています。


説明
ローカル側のファイルエクスプローラーです。ディレクトリ階層をたどって、アップロードするファイルが置いてあるディレクトリをクリックします。
ファイルエクスプローラーで選択したディレクトリ直下を表示します。
サーバー側のファイルエクスプローラーです。ディレクトリ階層をたどって、ファイルをアップロードしたいディレクトリをクリックします。
ファイルエクスプローラーで選択したディレクトリ直下を表示します。
ファイルをアップロードした際に、進捗状況が表示されます。

から にファイルをドラッグ・アンド・ドロップすることで、アップロードを実行することができます。

5. サーバー上のファイルをダウンロードする

ダウンロードは、アップロードとは逆の操作になります。


から にファイルをドラッグ・アンド・ドロップすることで、ダウンロードを実行することができます。

まとめ

FileZilla の基本的な使い方を説明しました。レンタルサーバーを使う上で、FTPクライアントソフトは必須のツールです。是非とも使い方を覚えましょう。

-基本的な使い方

執筆者:fitallright

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